BMW2004の収穫


musashiユーザ会の増田さんと話してて、データマイニングのようなソフトはプロが使いこなす道具にならざるをえない、ってな話になった。裏をかえすと、要するに誰もが使えるようなソフトに仕上げることは簡単にはできない、ということだ。
ということは、やっぱりデスクトップ上で動くアプリケーションはそれなりの意味を持つのではないだろか(ブラウザを介して動かすCGIよりはきめ細かくいろいろできるという意味で)、と思った。そこのところを念頭に置いて BMW2004 の発表を思い返すと、発表と一緒にスライドなどに現れるアプリケーションたちの完成度の高そうな様子にまず冷や汗がたらり。特にキーグラフ関連のアプリケーションは完成度が高そうに見えた。まあ比較するのもどうかと思うが、比べたくなるのも人情で、いざ比べてしまうと凹む凹む。


でも、具体的にイメージできる目標が出来たのはまちがいなく良いことじゃないかと思うけどね。ちなみに今回の集まりでようやく自分がやろうとしてたことの意味がわかった気がした。かように人の考えをまとめるためには回り道を必要とするものなのである(って僕だけか)。で、僕の musashi におけるミッションは「musashiの全てのアプリケーションに完成度の高いGUIを提供する」という一文にしようと思ったわけだ。


しかし増田さんの自然科学に対するモノの見方はすごいんでないかな。バランスが良いというか。
PHPの大垣さんと話せたのも良かった。熱い人であった。
宗近さんとはぎりぎりで会えなかった。帰りの新幹線の時間があったもんで。残念。