種の爆発のような何か(w

その後のylugで、「GPLの意味って?」的な話があって、これが考え事のきっかけになって面白かった。ソフトウエアの自由を守るためにGPLは考えられた、という話はよく聞く。たしかにそうには違いない。
しかし、個人的には、ストールマンはソフトウエアにも「種の爆発のようなもの」を起こすためにGPLを設計したんじゃないか、「種の爆発のようなもの」を起こすために自由が必要だったんじゃないのか、そしてそれは彼の大掛かりな実験だったんじゃないか、とさえ思えてきた。GPL再帰的でウイルスと呼ばれたりするし(w。



真相はわからないけど(というかタワゴトともいう)、そう思ったほうが個人的には面白い。なんていったってストールマンはAIラボ出身のハッカーなんだし。:-)



今まで、よく言われてきたのは「オープンソースは創造的でない」という指摘である。確かにLinuxUnixを真似たし、その他の有名どころのソフトもそれに先立つ商用ソフトを真似たものが多い。けれど、それは、僕が思うにオープンソースがまだ過渡期だったからだ。今後は違ってくる可能性がある。
商用ベンダのコードベースは長い目で見れば必ず分断された状態になる。大きくて多様な土台を持つことになるであろうオープンソースの方が、全体として見た場合に創造的になるのは当たり前じゃないか。