頭のスイッチが切り替わる話
matz日記 噂のGoogleの1GBメールサービス「Gmail」を最速レビュー! より
であれば、新しく作るのはどうだろう。1Gものメールであれば、フォルダに分けるというのはあまり現実的ではない。基本は検索になるだろう。
- 高速インデックス化
- キーワード検索
- 似たもの検索
- 仮想フォルダ
などがベースになるに違いない。とか考えると、 この記事で紹介している Gmailのインタフェースというのは、よく考えられているような気がする。
誰か開発(に参加)したい人はいますか?
さらっと書いてるけど、こういうスタンス(条件が整えば自分でも作るぜ的な)での意見は少かったように思います。でも、相当興味がある人でもまつもとさんの人気サイトで「興味ありありですー」とはなかなか書けないよね。(^^;
僕がGmailのことを読んだ時に最初に思い浮かんだのはMicrosoftのLonghorn。あれは特定のデイレクトリ以下をDBにしてファイルの中身もXMLにして何でも(たぶんメールも)検索できるようにする、という話だったはず。Gmailみたいにプライバシー問題に関わることなくたぶん同じようなことができてしまう(ただしGmail+広告のようには直接は儲からないだろうけど)。
Longhornは遅れるみたいだし、メーラーに絞ってオープンソースで作ってしまうというのもありなんじゃないでしょうか。その後で何がどうなるかは全然わからないですけど。はっきりいってわかるわけがない。(^^;
インターフェースが変るというのは言われてみればその通りで、しかもそれはメーラーに限った話ではないのかもしれない。賢い検索があることを前提にして「どういう情報の取り出し方が便利ですか?」「どういう情報提示の仕方が便利ですか?」と考えなおすことになるのかな。
あー、これ、Microsoftあたりでも一生懸命考えてるかもしれないですね。表面的には「3D!3D!」って言ってるけど。ちゃんと捉えればインターフェース分野で一歩先じるチャンスなのかもしれない。検索という比較的技術色が強い内容がからむのであればオープンソース側にも才能をはっきする人がいそうな気がするし。いやゴタゴタ飾り付けるのではなく「賢い検索と組み合わせた時に何かわからないけどエレガントなインターフェースを考えて」と頼べば喜々として取り組んでくれる人がいっぱいいそうな…
もちろん仮定に仮定を重ねて、ひょっとしたらの話。:-)