まつもとさんとwakatonoさんのやりとり

「なるほど」と思ってると、ちょうどこんな記事「オープンソースを学問する」が…

オープンソースプロジェクトは、求人の場としての役割も果たしています。そこではボランティアを、将来雇用する可能性のある人材として見ています。あるプロジェクトに関与した企業は、そのコミュニティの中の優秀な人材、それも才能があり十分な経験を積んだ人材を見つけることができます。従来の求人方法では見出すことができないような人材です。地理的には不便な地域にいるかもしれないが、彼らには本当に能力があり経験値も高い。それならば、ボランティアとしての貢献を継続してくれるよう繋ぎ止めたり、報酬のある仕事に就かせたりするような新しい雇用関係がないかを考えてみようというのです。


まつもとさんの話からは土台をずらしちゃってる気もするが、オープンソースのプロジェクトがリクルートの場として考えられてるらしいという話。米国人ってほんとに可能性を逃さないなー。
米国の事情として、まず企業が積極的にオープンソースと付き合おうとしてるのがあるかもしれない。で企業はなるべく深くプロジェクトに関与しようとする。一緒に作業してれば実力の程はすぐにわかる。加えて雇用に対する考え方もずいぶん柔軟じゃなかろうか。技術者のほうもあちこち顔を出しつつ「ひょうたんからこま」式に生まれる機会に躊躇しないで乗っていける(そういう気質を持ってる)。のかな? (-_-;)

追記:
よくよく考えると、日本の企業だって学生に対するインターンシップに効果を認めてるところが多いのだから、オープンソースのプロジェクトでリクルートしても全然おかしくないと思うが。最初の一歩でプロジェクトに深く関与するかどうかが問題なのかな??


「オープンソースを学問する」には他にも気になる記述がある。