データ・データ・データ

データ・マイニングとオープンソースって、けっこう相性が良いような。

  • 理論面での発展には、大変な知力が必要(ちょっと進歩させるだけでも大変)
  • 上の要因によって実用となるテクニックはそんなに変化するわけではない(標準的な実装を用意しやすい)
  • 実際に用いるにはかなりのノウハウが必要(トレーニングやコンサルテイングが有効)

と言うか、Musashi関係者はとっくにそう思ってて、Musashiオープンソースにしたということか。
それでちょっとでも理論面で発展させられるなら万々歳。こういう分野(例えば距離とか質量とかカチッとしてるものを精密に測定するために努力する分野などとは明らかに違う)で理論的な発展を望むなら、数多くの実施例からのフィードバッグが欠かせない。現場との繋がりを断ってしまえばアイデアの種子が得られず発展は望めなくなってしまうように思える。
=> これって、例えば大学の研究者が自分の成果をオープンソースにする動機になるのかもしれない。研究機関に居て貴重なデータ類を直接得るのは難しそうだし。



上のような枠組みに収まる分野って、けっこう多いような気がするんだよな。
まさしく「信号処理」「画像処理」などもそうだ。(-_-;




なんか間違ってる気もする。
どんな分野にも当てはまる当たり前のことしか言ってない気もする。
その場合は上の話は言葉遊びにすぎずまったく意味がなあーい。